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第二十三回いけびず落語会

2024年8月20日

*終了しました 【いけびず演芸シリーズ】
第二十三回いけびず落語会

第二十三回いけびず落語会を開催いたしました。

今回ご出演いただいたのは、いけびず落語会ではお馴染みの春風亭昇羊さん、文学をこよなく愛する林家彦三さん、楽屋でも高座でも笑いを届ける三遊亭兼太郎さんです。

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始まりは昇羊さんと彦三さんのトークコーナーからです。

テーマは「それぞれの所属団体の特徴」「前座名の決め方」について。

団体ごとに異なる命名法や、出身地名を付ける独自の習慣など、普段聞けない貴重なお話が紹介されました。彦三さんの不良エピソード(?)なども明かされ、会場は序盤から笑いに包まれました。

①昇羊さん「宮戸川」

門限を過ぎて締め出しをくらった幼馴染の半七とお花が、叔父の家で過ごす噺です。

昇羊さんは半七とお花の掛け合いをユーモアに演じ分け、お花の愛らしさを引き出しました。

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②彦三さん「兵庫船」

船旅中に鮫が現れ、船頭が鮫に魅入られている乗客を生贄にしようとする噺です。

登場人物を見事に演じ分ける彦三さんの力量が光る一席でした。

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③兼太郎さん「徂徠豆腐」

生活に困窮した学者・荻生徂徠が、豆腐屋の七兵衛に助けられるところから始まる噺です。

緩急をつけた兼太郎さんの話しぶりに、あっという間に引き込まれ、最後はじーんと感動するお話しでした。

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